メンタルヘルスは一般的な健康診断などによって明確な結果が得られにくく、メンタル不調者が生じても、そのアセスメントが困難なことが少なくありません。 また、事業所におきましては、メンタルケースでは主治医と職場側の認識のギャップが大きく、病状把握と業務内容や負荷の程度に関して、その落としどころを見出しづらく、具体的なマネジメント法も見いだせず、現場では困窮する現状があります。メンタルヘルス専門ではない産業医の方々も悩まされているようです。 メンタル疾患は精神医学が対応するわけですが、生物学的だけでなく、社会文化的背景を踏まえた理解が必要です。とくに最近は、事業所側にもある程度の知見、経験が必要な状況となってきています。

私は2004年頃から産業医活動をクリニックと並行して行っておりますが、前述のような状況下で、様々な現代的特徴を示すケースに対して対応してまいりました。情緒発達やパーソナリティ障害に関しての臨床経験と、実際の産業現場での産業医としての経験から、皆様の何らかのお役にたてればと考え、相談を受けることといたしました。 ご希望の際には、クリニックにお電話をいただければ、詳細を相談させていただきます。 院長　岩谷　泰志